令和8年度 さいたま市立大宮国際中等教育学校
適性検査B 大問1
日本とアメリカを中心に貿易資料を読み解く
公式問題PDFを開く ↗ 出典:さいたま市立大宮国際中等教育学校 公式過去問題集(令和5〜8年度の問題12冊、「適性のねらい」11冊、令和5年度適性検査Aリスニング台本を全ページ照合。令和7年度適性検査Cの「適性のねらい」と公式解答は非公開) https://www.ohmiyakokusai-h.city-saitama.ed.jp/admissions/past-exams/
照合状況:公式過去問題集ページから令和8年度適性検査Bの問題PDFと「適性のねらい」PDFを取得して全ページ画像で照合しました。大問1の印刷された5個の上位問を、数値・固有名・図版・正答を転載せず要約しました。公式解答は非公開で、解法・別類題・答案フレーム・誤答注意は各設問形式に基づく自社作成です。
この大問で問われること
日米貿易の長期推移、四か国の輸出相手、エネルギー輸入、輸出先の条件、国際協定を、グラフ・表・地図から段階的に判断する大問である。各問で資料の単位、比較対象、選択肢の範囲語を固定し、複数資料の条件が全て一致するかを検証する。
小問別解説
問1
日本とアメリカの輸出額・輸入額の長期推移を示すグラフから、期間、倍率、貿易収支について正しい記述を選ぶ。
解き方の流れ
- 横軸の年、縦軸の単位、輸出と輸入の棒の凡例を確認し、問われる二時点の値を別々に読む。
- 倍率を問う記述は『後の年÷前の年』、貿易収支は『輸出額−輸入額』として、選択肢ごとに必要な計算だけを行う。
- 増加傾向という記述は途中の年も追い、端点だけでなく対象期間に大きな逆向きの変化がないか確かめる。
- 各選択肢を年、指標、比較方法、結論へ分け、四つ全てがグラフと一致するものだけを残す。
- 概数で判定できる倍率に細かな読取り値を当てはめず、分母の年と輸出・輸入の取り違えを最後に点検する。
気をつけよう
- 棒の高さの印象だけで倍率や収支を決めない。選択肢が指定する年と系列を固定し、倍率の分母と輸出−輸入の向きを式に残す。
小問別解説
問2
四か国の輸出総額と相手国別割合を示す円グラフを照合し、アメリカ合衆国を表すグラフを選ぶ。
解き方の流れ
- 四つのグラフについて輸出総額、名前が示された相手国、記号で伏せられた相手国、その他の割合を表へ写す。
- 会話で挙げられた四か国を候補とし、隣国や主要な相互取引先として明示された国名を手掛かりに対応候補を絞る。
- 一つのグラフで大きな相手国となる記号が、別のグラフでは国名として現れる関係を相互に照合する。
- 輸出総額の大小だけで国を決めず、相手国の組合せと割合の特徴がともに合うグラフを選ぶ。
- 決めた対応を残り三か国にも戻し、同じ記号を二か国へ割り当てていないか検査する。
気をつけよう
- 輸出総額が最大のグラフを自動的に選ばない。四か国の相手国関係を一つの対応表にし、円内の国名と記号を相互に確かめる。
小問別解説
問3
世界と日本のエネルギー資源輸入量の表から原油に当たる記号を特定し、日本の原油輸入先構成を表すグラフを選ぶ。
解き方の流れ
- 表のW・X・Yについて、世界の輸入量、日本の輸入量、世界に占める日本の順位を一行ずつ対応させる。
- 会話に示された日本の原油輸入の世界割合を使い、『日本の量÷世界の量』がその割合に合う行を概算で探す。
- 特定した行の記号を原油として答え、次に空欄へ入るのが日本の原油輸入先構成であることを確認する。
- 候補グラフの国名、地域のまとまり、割合の大きい輸入先を、原油の供給地域という資料条件へ照合する。
- 表で選んだ資源とグラフで選んだ資源が同じか、割合合計と『その他』の扱いも含めて検査する。
気をつけよう
- 日本の輸入量だけが最大の行を原油と決めない。世界量に占める日本の割合と順位を同じ行で確かめてから、輸入先グラフへ進む。
小問別解説
問4
国別の人口、一人当たり国民総所得、輸送費を比較し、日本製の機械を輸出する国を選んで理由を書く。
解き方の流れ
- 三つの候補国について人口、一人当たり所得、輸送費を同じ行へ並べ、人口は市場規模、所得は購入可能性、輸送費は負担として意味付ける。
- 製品の購入者と用途を会話から確認し、一つの指標だけでなく、販売先として必要な条件を二つ以上決める。
- 各国の長所と弱点を『市場は大きいが所得が低い』『所得は高いが市場が小さい』のように対比する。
- 選んだ国名に続けて、人口・所得・輸送費のうち判断に使った複数資料を因果でつないで説明する。
- 輸送費が最安、人口が最大など一項目だけの極値で決めず、製品を買える市場と輸送負担の両立を確認する。
気をつけよう
- 人口最大や輸送費最小だけで選ばない。製品を購入できる所得、市場規模、輸送負担のうち少なくとも二つを選択理由へ入れる。
小問別解説
問5
WTOとCPTPPの説明・加盟国地図を読み、二つの枠組みの加盟状況について正しい記述を選ぶ。
解き方の流れ
- WTOとCPTPPについて、制度の説明と地図の凡例を分けて読み、加盟国を二つの集合として整理する。
- 各選択肢に挙げられた国を地域ごとに地図で探し、WTO加盟、CPTPP加盟、両方、片方だけへ分類する。
- 『すべて』『一か国もない』『一部』など選択肢の範囲語を確認し、反例になる国が一つでもないか調べる。
- 二つの集合の包含関係と重なりが地図に一致する選択肢を答える。
- 地域全体を一括して加盟とみなさず、国境線と塗り分けを一国ずつ確認する。
気をつけよう
- 『アジア』『ヨーロッパ』など地域名だけで一括判定しない。選択肢の各国を二つの加盟国地図へ一国ずつ戻す。
出典とこの解説の位置づけ
照合状況:公式PDF照合済み
公式過去問題集ページから令和8年度適性検査Bの問題PDFと「適性のねらい」PDFを取得して全ページ画像で照合しました。大問1の印刷された5個の上位問を、数値・固有名・図版・正答を転載せず要約しました。公式解答は非公開で、解法・別類題・答案フレーム・誤答注意は各設問形式に基づく自社作成です。
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